慢性の腰痛

はい、必ず良くなります。
ただし、腰に器質的な問題（骨の変形やせぼねの病気）がある場合は改善が難しい場合もあります。

当院が施術の際に検査して、器質的な問題があれば専門医に紹介いたします。

再発の可能性はゼロではありませんが、適切な施療と定期的なメンテナンスで再発のリスクを低く保つすることは可能です。再発させないためにも、定期的なメンテナンスを勧めます。

３か月以上続く治らない腰痛を慢性腰痛と言います。それ以上続くことも珍しくありません。
慢性腰痛の原因で一番多いのが疲労の蓄積からくる筋緊張です。それ以外にも椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎すべり症を発症し、適切な施療を受けれなかったために長引いているものも少なくありません。
中には検査をしても何も異常が見られないこともしばしば見られます。
身体的、神経的、精神的のさまざまな原因が入り混じって腰痛を作り出しているとも言えます。

様々な要因が考えられますので一概には言えませんが、構造的（お体の作り）な視点からひとつ挙げるとするならば、体幹を安定させる筋肉の筋力低下が原因であると言えます。
腰を含めた体幹は筋肉がバランスよく機能することで安定性を確保します。その中でとくに腹筋の一つである「腹横筋」の働きが悪くなることで安定性が低下し、
背筋に過剰に負担がかかったり、体幹が不安定になることで腰のせぼねや椎間板の負荷が大きくなり問題を生じます。

それ以外にも神経の働きやバランス感覚、情動的なストレスなども慢性腰痛を長引かせる要因になると言われています。

痛めている原因によって治療法は異なりますが、すべての腰痛に共通するものとして筋肉を緩めたり、神経の誤作動を正常へと切り替える施術を行います。
骨盤周りの筋肉を働かせるため、腹筋を中心としたエクササイズを行うこともあります。

はい、慢性の腰痛も治療いたします。当院にも慢性腰痛の方が多く施術を受けに来院されます。
整形外科でなかなか期待したような効果が見られなかった方でも当院で施術を受けて腰痛が軽くなった方もたくさんいらっしゃいますよ。
慢性腰痛でどこに行けばよいかお悩みでしたら、ぜひお近くの接骨院もしくは当院までお問い合わせくださいませ。

腰痛の多くは３週間から遅くても３か月以内に完治もしくは症状の緩解が見られます。
ではなぜ、３か月を超えて腰痛が長引くのか。
これは様々な要因が考えられるのですが、ひとつ挙げるとしたら腰痛に対する間違った認識があると思います。
“腰痛は慢性化しやすい”“椎間板ヘルニアは治らないので上手に付き合うしかない”“ぎっくり腰はクセになり何回も繰り返す”
これらは一般的によく耳にすることですが、実は正しい情報とは言えません。
腰痛に対する間違った情報が頭にインプットされているので、少しでも腰の不安や痛み、疲れを感じると「これは慢性の腰痛だから治らない。長引くはずだ」と
体が勘違いしてしまうため、本当に痛みを感じやすい体質となり治りが悪くなってしまいます。
これは慢性痛に対する一つの見解にすぎませんが、特に腰痛に関しては多いように感じております。