五十肩 夜中の痛みで寝れない 50歳代 女性
症例報告です。
主訴 肩の痛みと運動制限 夜中痛みで目が覚める
いつから 3か月くらい前から
何をして 普通に生活していて、だんだん痛みが強くなってきた。
検査 痛みの部位を触診で特定 痛みの出る肢位を特定 拘縮の程度を徒手検査で判定
疑われる病名 肩関節拘縮性関節炎(五十肩)
治療 ラジオ波を使用して拘縮して固まった関節に熱を入れながら少しずつ動かす。メディセルで筋膜をリリースし、固まった筋肉を緩める。使えなくなった筋肉に対してEMSで促通(動かしやすくする)刺激を入れながらエクササイズを行う。
結果 6か月の継続施術により動ける範囲はほぼ正常となり、夜中の痛みも消失した。
予後 五十肩は完治までに18か月かかるという文献もある。今回は6か月で顕著な改善が見られたが、この状態を維持し再び悪化することを防ぐため2週間に1回のペースでメンテナンス通院を指示する。
考察 数ある症状の中で治すのに時間がかかるのが拘縮である。拘縮とは、関節の骨と骨をつないでいるスジが固まったり、骨どうしがくっついてしまい本来の動きを大幅に制限してしまう症状のことである。多くの場合、強い痛みを伴う。
拘縮は完全に骨がくっついているわけではないので、治療次第で回復可能だが、痛みを伴うため回復までに非常に時間がかかる。
当院では患者様の痛みを出来る限り少なく負担をかけないよう、ラジオ波で深部まで熱を入れながら愛護的に施術を行うことをしている。
まとめ ・半年間治らない五十肩の患者様を治療し、効果を出せた。・関節拘縮には、ラジオ波などの深部熱が有効であった。
治療コース 基本施療コース 5,500円