慢性腰痛 3年前に圧迫骨折 80歳代 女性

症例報告です。

主訴 腰の慢性的な痛み

いつから 1か月くらい前から

何をして 普通に生活していて、だんだん痛みが強くなってきた。

検査 痛みの部位を触診で特定 痛みの出る動作を特定 既往歴を聴取  

疑われる病名 変形性腰椎症(脊柱管狭窄症)

治療 高齢のため横向きで寝ていただき、愛護的に腰をマッサージ治療 股関節のストレッチ 電気にて物理療法

結果 施術後は疼痛も軽くなり、歩行が軽くなる。なにより表情が明るくなった。

予後 根底に腰椎の変形があるため、根本的な改善は困難と思われるが、疼痛をコントロールし動作を改善することで生活の質を高めることは十分可能であると考えられる。

保険施療なので、週に3回の通院を指導する。

考察 何か月も前から整形外科で治療を受けておられたが一向に改善が見られなかったとの事。聞けば、歳だからもう治らないと言われてその場しのぎの簡単なリハビリしかやってもらえないことに対して不満感があるため、人づてに当院の門をたたいた。

整形外科の先生もあながち間違いではないが、物は言いよう。

突き放すようなものの言い方では治るものも治らない。

「人間生きている以上、細胞は治ろうとする方向に働く」が、当院の信条。

痛みの絶望を希望の光に変えて、元気な毎日をサポートしたい。

治療コース 健康保険施療 1,800円